レッスン1:
30ヤードが打てなきゃゴルフは始まらない!
30ヤードのアプローチでまず僕が直さなくてはならないことは、テークバックですぐにインサイドに引きすぎることだと指摘されました。テークバックの8時の位置ですでに左手をローリングして内側に引きすぎていました。その結果ダウンスイングでシャフトが寝て入るのです。これを直すのに、自分では飛行線の外側にクラブを上げていく感じでテーバックするとちょうどよくなるようです。それに一番大事なことは体と腕を一致させて、むしろ体を極端に言えばドライバーを打つときよりも大きく使っていく感じが大事かなと思いました。体でクラブにテークバックさせるのはなかなか難しいことなのでこれは今後の大きなテーマとなるでしょう。それからもうひとつのテーマ。ヘッドを上から入れていくこと。 結局僕の打ち方はすくい打ちのために現場でダフリやトップがでてしまうのだそうです。その矯正ドリルとして真ん中よりボールを右に置いて打つ練習をしました。こうすればハンドファーストに構えて打たざるを得なくなり、アドレスのグリップのかたちを解かずに打てばクラブは自然に上から鋭角に入ってきます。もちろんロフトは通常より立っていますので低いボールになります。高いボールを打ちたければそのままボールの位置を左足よりに移せばよいのです。左足よりにボールを置いて打つ時も、右足よりにボールがあるときと同じようにクラブは鋭角に上から降り てきてそのまま左足よりのボールを打つことになります。消してすくい上げるように打たないことです。上体がのけぞらないで、上から押さえ込めるように打て ることが大事なことなのだと強く思いました。それと手先でがんばるとすくい打ちになるという大森プロの言葉は、印象に残りました。体で打たないとすくって しまう。この1回のレッスンからでも数10ヤードのアプローチがまともに打てることがゴルフの基礎だと、それとここから始めることがドライバーにいたる長 いクラブをマスターする近道なのだと痛感しました。