エリファゴルフクラブは、横浜の日吉カントリーを中心に、白糸台、府中でゴルフ教室を開催しています。

金仙花&大森均のゴルフスクール エリファゴルフクラブ

レッスンリポート

レッスン6:

ボールを高く上げなければならない
という思い込みが壊れる幸福

「200ヤードの打ち方をいきなり教えることはできない。
まず30ヤードがしっかり打てなければ先に進めない」

という理念を持つ大森プロに従って、短い距離を低い玉で打つ練習をしてきたのですが、今日は9番8番などのショートアイアンで70~100ヤードを打つ練習をしました。

今日はなぜか低い球がまっすぐ飛んでいくのです。先生からも、「待てるようになった」とか「がまんできるようになった」とかさらには「イチロー選手と同じ動きになってきた」などといったおほめの言葉をいただき、急にゴルフに希望が出てきた気がしました。球を打つ基本はヘッドが上から下に入らなければならない。だからゴロ球を打つ気持ちで低いライナー性のボールを打て。ゴルフはゴロフであるという大森理論は、ゴルフは高い球を打つもので、そのほうがかっこいいのだと思っていた僕の思い込みを打ち破ってくれたのです。上体を脱力してクラブが自分から降りてくるのを待つこと、そうそれば自然に正しい体重移動ができる。9時から3時のハーフスイングでクラブの重さを感じながら100ヤードを打っているとあまりにクラブが動いてないように感じて、大森プロに聞くとそれでほぼフルスイングになっていると言われ、あらためて自分の感覚と実際にしている体の動きのズレに驚きます。どうしても僕は、クラブは慣性の法則が働いているという事実を忘れてしまうのです。クラブが主役になるように振ってやることができないひとつの理由に、クラブが僕の意識を超えてそれ自身の重さで動いているという事実があると思う。だからいつもクラブ様の動きを感じ取ってあげるように自分の感覚を研ぎ澄ましていなければならないのでしょう。

体が開いたり、反り返ったり、腹が出たりするミスは、切り返しで右足体重のまま上体でうちにいくためであること、それをがまんして左にスライドしてもとのポジションに戻してあげなければならないこと、体重移動が適切だとクラブがインパクトで低く長く出ていくこと、などを改めて認識する。それからフォロースルーでは、クラブの重さによって自分の腕が引っ張られていくのを感じるときには、かならずナイスショットが出ることに気づきました。自分がいかに不適切な力を使ってスイングアークを壊していたか、ということです。

おわり