レッスン2:
目線がボールの高さを決める鍵!
今日は2階の打席から30ヤードを打つ練習をする。
僕のようにすくい打つ癖のある人は2階から直線的に低いボールを打つのがよいということです。2階から打つと体の伸び上がりを防ぎクラブが上から入るようになるのです。ロフト以上に高い玉が出るのは重心移動の誤りであり、しゃくって打っていることの証明となります。低いボールを正しく左に重心移動しながら打つ練習は忍耐を必要としますが、大事な練習だと確信がありますのでこれからも続けたいと思います。低い球を打つのですからまずアドレスで目線を低い位置に構えなくてはなりません。最近気づいたことですがこれはとても重要なことです。アドレスの目線を低く構えて低いボールを打ち、高く構えて高いボールを打つといった一見当たり前に思えることもたいていのアマチュアの人は見逃していることではないでしょうか。ぜひとも自覚的に目線を決定してから打つようにしたいものです。フェース開いたり閉じたりする以前に目線の高さにヘッドを振りぬいていくことのほうがはるかに意味のあることだと僕は感じました。
アプローチのボールがなぜ止まるのか止まらないのかを説明してもらいました。要するに僕のようにすくい打つとボールにオーバースピンがかかってしまいグリーンで止まってくれないのです。上からヘッドが入ることだけがバックスピンを生みボールを止めてくれるのだということをあらためて実感しました。さらにその上でフェースを開たり、ボールの位置を変えることでさまざまなニュアンスのボールを出せるのです。この練習は1ヤードの距離でもできますので、家の中の狭いスペースでも可能です。ボールの位置を左右に変えてみたり、フェースの開き具合を変えてみたりしながら、いろんな種類のボールを打ってみるとよいでしょう。たとえば障害物を置いてその上を越えるように打ってみるとかするとよいと思います。再びテークバックの問題を取り上げます。ややインサイドにひく癖のある僕のテークバックを治すのによいイメージを教わりました。右手に水の入ったコップを持ってその水をこぼさないようにテークバックするのです。このイメージでテークバックすると左手をローリングしたりせず、シャフトを寝かすこともなく正しい軌道にのせることができます。もちろんトップまで行けば、コップの水は自分にかかることになるのですが、自分の右側や後ろのほうに水をかけてしまわないようにテークバックするとよいでしょう。いつもコップを持った右手が左手の上にあるようにテークバックするということを思い出させるイメージとして、右手に持ったコップの水を落とさないようにテークバックすることを心がけてみてはどうですか。